夏休みなど長期休業に入ると聞こえてくるのが
子どもたちの「事故」
先日も、富山では10歳の男の子が海で亡くなるという事故や
その前には高校生が、川で亡くなるという事故が起こりました。
10歳の男の子の事故は
ニュースからしか情報がありませんが、
もう、野外教育者から見たらありえない体制での海水浴でした。
子どもが何人だろうと、
大人1人で海水浴を引率するのはあり得ないこと。
そして、ライフガードがいない浜辺はもっとありえない。
目に見える範囲だろうが、
ひざ下だろうが
それはしてはいけないこと。
「昔はそれぐらい当たり前だった」
かもしれません。
でも、現代の子どもと「昔」の子どもは
運動能力が全然違う。
そして、経験値も低いので「危機察知能力」も低下しています。
自分の「できる」という範囲も分かってない子もいる。
それが、高校生だけでの川あそびでの事故であったり、
大学生もしかり。
「自分で何かをする」
「自分でやってみる」
経験があまりにも「昔」と比べて低いのは
こういうところにも出てきます。
大人ができること、親ができることは?
例えば、、、、
森で竹を切って運ぶという作業を
冒険学舎のキャンプではよくやります。
何度か来ている子は、自分の能力を知っているから
自分が持てるところを安全に持ちます。
枝が人に引っかかって跳ねるかも?との予測も立てて
声掛けもできます。
竹を切り出すとき
「そこ、危ないよ。」
「これ、枝が危ないから、こう持った方がいいよ」
声も出してくれます。
でも、初めての子は、それが全くわからない。
分からなくて当然です。
竹を運んだことがないのだから。
ある時、木登りをしていた高学年を見て
低学年も「やりたい!」と
それはいいことです。
目標を高学年が示してくれた!
でも、やったことないから
どこに足をかければいいか
どこを手でつかんだらいいか
全くわからない
ものすごく悔しがってました。
こういう経験が大事だと思うんです。
誰もが同じように木に登れるようにはしごをかける。
誰もが竹を切って運べるように
道をならし、竹の枝を切る。
それじゃぁ、危機管理能力なんて育たないし
周りを見て、感じて、読み取って、行動する
なんてこともできない。
悔しい思い、怪我した痛さ、
そこから「次どうする?」と
多角的に考えることができるようになる
これが重要だと思います。
果たしてここまでやっていいのだろうか?
それを考えてほしいです。
でも命あってのこと
だからと言って、命を落とすようなことは
絶対あってはならない。
だからこそ、「昔は大丈夫だった」
「これぐらい大丈夫だろう」
はあり得ません。
何が必要で
誰が必要で
何人必要で
何を伝えるべきで
どうしたらいいのか?
は「今の子どもたち」に合わせて準備する必要があります。
中止することも
禁止することも
時には必要な事
この場合「失敗」したらおしまいです。
自分自身にも肝に銘じて、
この夏を乗り切っていきたいと思います。
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